テクノロジー
メビウスパッケージングでは、使いやすさはもちろん、機能性やデザイン性の高い容器開発を行っております。
私たちの開発した容器は外部機関から高評価をいただき、国内外の様々なコンテストにて賞を頂いているものもあります。
- バリア技術(PETボトル)
- 加飾技術(オレフィンボトル)
- 開けやすいパッケージ(キャップ)
多層バリア技術(オレフィンボトル)
ラミコンボトル
酸素は食品等の内容物を劣化させます。酸素をバリアするための樹脂EVOHと、オレフィンを主体とした樹脂とを組み合わせた多層ボトルを「ラミコンボトル」と呼んでいます。メビウスパッケージングのコア技術として、様々な内容品に幅広くお使い頂いています。
マルチブロック
酸素は食品等の内容物を劣化させます。その酸素から内容物を保護する目的で開発された酸素吸収性を有するオレフィン系の多層ボトルです。
中間層に弊社独自開発の酸素吸収材を用いることで、容器の酸素バリア性能を飛躍的に高めました。酸素吸収材をEVOHではさむことで、長期にわたる酸素吸収性能保持を可能にしています。
バリア技術(PETボトル)
SiBARD(サイバード)
サイバードとはPETボトルの内面側に、柔軟性、密着性に優れた有機ケイ素膜を被覆し、その上にガス遮断性に優れた酸化ケイ素膜(SiOx膜)を被覆した二層薄膜被覆ボトルです。この二層構造の技術は弊社グループ独自の技術です。また、この容器はガス遮断性、内容物の香気成分の保持など、対フレーバー性に優れています。
また、無色透明で、衛生的にも優れた容器です。特徴としては、酸化ケイ素膜が使用されているため、酸素、水蒸気、炭酸ガスなど食品の品質に影響を与えるガスを遮断する効果があります。
これらの特徴を生かし、酸素に敏感な食用油などに利用されています。
加飾技術(オレフィンボトル)
Prime Layer(プライムレイヤー)
Prime Layerとは、当社のコア技術の一つにある「多層押出成形技術」を利用した「意匠性プラスチックボトル」です。
ご提供する価値
外観が異なる4種類の意匠性プラスチックボトルをご提供します。
また、光沢タイプとマットタイプは、同一金型で作る事が出来ます。
外観特徴
① 光沢メタリックボトル
ガラス調の光沢感と金属感を併せ持ち、プレミアム感をもたらします。
②マットメタリックボトル
磨り硝子調の質感と金属感を併せ持ち、柔らかなイメージをもたらします。
③ 光沢透明ボトル
オレフィンボトルの中では最高峰の透明性を持ち、クリア感をもたらします。
④マット透明ボトル
磨り硝子調の外観を再現することができ、高級感をもたらします。
プロモーション動画
メタリックボトル
スプレー塗装を使用せず、ダイレクトブロー方式だけで成形した“金属調のプラチックボトル”です。アイキャッチ性が高く、高級感に富むため、ヘアケア製品などの意匠性が求められる分野での差別化に最適です。
受賞紹介
2019年度 公益社団法人 日本包装技術協会(JPI) テクニカル包装賞
アンファー株式会社殿の「スカルプD」の容器として採用頂きました。
開けやすいパッケージ(キャップ)
プルリングレスキャップ
プラスチックボトル用のキャップで、キャップを回して開けるだけで、“カチッ”と音がして中栓を開けることができるキャップです。従来のように中栓のプルリングをひっぱる作業が必要ありません。指が痛くない、中身がはねない、ゴミが出ないなどの特長があります。
受賞紹介
- 2018年度 公益社団法人 日本包装技術協会(JPI) 2018日本パッケージングコンテスト「食品包装部門賞」
- 2018年度 アジア包装連盟(APF) アジアスターコンテスト2018 Consumer Package部門「アジアスター賞」
- 2019年度 世界包装機構(WPO) ワールドスターコンテスト2019 Food部門「ワールドスター賞」
- 2019年度 公益社団法人 日本包装技術協会(JPI) 第43回木下賞「新規創出部門」
キユーピー株式会社殿、東洋製罐グループホールディングス株式会社、日本クロージャー株式会社、メビウスパッケージング株式会社での共同受賞となります。
キユーピー株式会社殿の「キユーピードレッシング」180ml容器のキャップに採用頂きました。
アイガーキャップ
液体紙容器用の注出口で、キャップを回して開けるだけで、“カチッ”と音がして中栓を開けることができる注出口です。従来のように中栓のプルリングをひっぱる作業が必要ありません。指が痛くない、中身がはねない、ゴミが出ないなどの特長があります。
受賞紹介
2018年度 公益社団法人 日本包装技術協会(JPI) 第42回木下賞「新規創出部門)」
大日本印刷株式会社殿、メビウスパッケージング株式会社での共同受賞となります。
大日本印刷株式会社殿の液体紙容器の注出口として採用頂きました。
各賞のご紹介
日本パッケージングコンテスト
日本パッケージングコンテストは優れたパッケージとその技術を開発普及することを目的として実施され、公益社団法人日本包装技術協会の主催の下、毎年開催されています。
日本包装技術協会
木下賞
日本包装技術協会の第二代会長 故 木下又三郎氏の包装界に対する多年の功績を記念して創設された表彰事業です。
アジアスターコンテスト
アジアスター賞
APF(アジア包装連盟)主催の下、アジア各国の優れたパッケージを世界に紹介することを目的として、毎年開催されています。この賞は、各国の国内コンテストに入賞したパッケージだけがエントリーを認められています。
ワールドスターコンテスト
ワールドスター賞
WPO(世界包装機構)主催の下、ワールドスターコンテストは、毎年開催され、輸送包装から食品、医薬品包装にいたるまで、包装全般を対象に審査する、世界でも唯一無二のコンテストです。