環境配慮設計(エコデザイン)とは、製品やサービスの企画・設計段階から環境への影響を考慮し、製品のライフサイクル全体を通じて環境負荷を最小限に抑える設計のことを指します。環境配慮設計を「100%」とするためには、以下に示す「容器包装環境配慮ポイント」のような考え方が重要です。
「100%環境配慮設計」を実現するためには、これらの要素を全面的に取り入れ、継続的な改善と革新を行うことが必要です。技術的、経済的、社会的制約の中で最適なバランスを見つけながら、可能な限りその目標に近づける努力を続けていきます

容器包装環境配慮ポイント

◆設計段階

  • 低環境負荷素材選定(リサイクル材・バイオ材(植物由来)/他素材との代替性)
  • 材料使用量減(軽量化)
  • 容器外形設計(輸送効率、パレットパターン)
  • リユース、リサイクル性考慮(易識別・分離性)
  • 高機能材(バリア材)等による軽量化
  • 化学物質低減(脱溶剤、有害化学物質の削減)

◆原材料調達段階

  • 低環境負荷素材代替(リサイクル材・バイオ材(植物由来)、低輸送負荷)
  • 低環境負荷プロセス品代替

◆生産段階

  • 製造工程エネルギ削減
  • 歩留まり向上
  • 廃棄物削減&有効利用

◆輸送段階

  • 輸送効率向上
  • 低環境負荷輸送(EVシフト等)